熟年夫婦のセックスにおいて、男性の約3倍もの女性が肉体、精神ともにに「不満足」を感じています。夫婦生活でオーガズムを得られない熟年女性が多いその原因は?


熟年 夫婦生活の実態を解明するアンケート調査の設問3は「性交渉のときに充分なオーガズム・射精(肉体的な満足感)が得られていますか」というもの。「あまり得られない」、「得られない」の回答を「不満足」として表しています。
棒グラフが肉体面、折れ線グラフが精神面での不満足感です。
まず、夫婦生活において女性がオーガズムを得られている、男性が射精しているかについての肉体的な不満足度を棒グラフで見てみましょう。男性が濃紺で女性赤で表示されています。40代から70代まで、夫婦生活において常に女性の不満足度が男性のそれを上回っていることがひと目で分かります。
夫婦生活が射精に達することができないと答えた男性は40代から60代半ばまで10%以下に過ぎません。しかし、女性の不満足という回答が40歳代で約30%近く、50歳代では実に40%近くにも上ります。夫婦生活でオーガズムを得られずに身体が満たされていない女性が男性の約3倍以上です。
夫婦生活における精神面の不満足度はどうでしょうか。折れ線グラフの茶色が女性、緑色が男性です。
40代から60代までの男性で精神的に不満足であると回答したのは10%以下。一方の女性はどの世代においても20%が不満足、特に50歳代半ばの熟年女性のうち、約35%は精神的に不満足であると回答しています。
50歳半ばといえば、子どもの結婚、夫の定年退職、女性の更年期障害の問題などで女性にとってはひとつの転換期ともいえる時期です。身近に不安材料がたくさんある時期ともいえます。このような不安定な時期に、4割近い女性が精神的にも肉体的いも夫婦間のセックスでは満たされていないという実態の裏側には、いったいどのような要因が隠されているのでしょうか。